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| 尻は後駆でも重要な部分です。ここから推進力が生み出されるため、尻は強大で、幅、長さ、広さ共に十分で、骨格もしっかりしており、筋肉のたっぷり付きそうで、成長の余力がありそうなものが良いでしょう。若馬のうちから尻の幅が狭い馬は、成長しても骨格のしっかりした、筋肉の良い尻の馬にならないことが多いようです。狭い尻が急に大きくなることはありません。将来性のある馬は若馬の頃から十分な幅を持っているようです。 |
| 1.尻の大きさを見るときはどこをどう見るか、図を見ると分かりやすいでしょう。「腰接(ようせつ)の上線臀端(でんたん)までの長さ」「腰角(ようかく)から臀端までの長さ」が基準になります。大きい尻は、大腿骨、脛骨が大きいことを意味します。当然、長くて大きい骨格を持つ馬は、小さい馬よりも筋肉の量が多く、力強い動きを期待できます。大柄な馬が好まれるのはこのためです。 |
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| 尻の大きさ |
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- 幅と大きさ、広さで判断します。お尻の立派な馬はそれだけで美点です。後ろから見て幅のあるものもよいでしょう。
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| 2.骨が大きいと、動いたときの運動幅も大きくなります。競走馬の場合は、踏み込みの深い、歩幅の大きい馬になることが予想されます。言葉では説明しづらいのでこれも図をみたほうがいいでしょう。とにかく、若馬でも、大きく、長く、広く、骨格の丈夫そうな、幅のあるものを選ぶのが良いでしょう。この部分は見るのにも特別な知識はあまり必要ない部分ですので、大きい尻の馬をじっくり探しましょう。 |
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| 尻の大きさと骨格 |
- 実際には尻の中に骨格はこのような感じで納まっています。
下の図のように、四肢に過度に力が入って、突っ張るように立ち、なかなか正姿勢にならない馬もいる。 |
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何故、大きい尻が良いかというと・・・
尻が大きい=骨格も大きいと推測されます。大きい骨格の馬は走ったときに、当然骨格の小さい馬より運動の幅が大きくなり、ストライドの大きなスピードの乗りやすい馬になることが予想されます。 |
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| また、下図のように四肢でしっかり立たず、片足を上げたがってなかなか正姿勢をとらない馬も好ましくないとされます。 |
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●尻を知る 尻も形によって名前が付けられています。好みは色々あると思いますが、参考までに紹介しておきます。 |
| 「平尻(ひらじり)」横から見た尻の形が、文字どおり平らで水平に近いもの。骨盤の角度自体が傾斜していないもの。最近は極端な平尻の馬は少なくなっています。豊なスピードを誇る逃げ馬や先行馬に見られる形です。最近ではヤマカツスズランが平尻に近いようです。古くは伝説となった種馬チャイナロックが平尻。平尻でスピードのある馬は例外なく、広い幅と面積をもっています。 |
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| 平尻 |
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| 「斜尻(しゃじり)」骨盤、仙骨が傾斜して、角度がついたもの。尻の上部が出っ張り、上線が斜めになったもの。同時に幅が広いものが良いでしょう。最近ではこの斜尻の馬が目立ちます。 |
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| 斜尻 |
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| 尻の形は好みによるところが大きいです。見て、自分が納得できるものを選ぶのが最良です。これは余談ですが、セリ場や庭先での売買時に、馬の尻尾をつかんで持ち上げる人を見かけます。これにより尻の力を判断しているようです。決して高額でない馬で、一流の成績を残しているアメリカの調教師「ボブ・バファート」もこの方法を使っていると聞きます。 |
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